[321] 6時間36分38秒 動画
2006/1/30 (Mon.) 11:30:13
60.40.241.160
 真紅之丞 [HP]
 2006/1/30 (Mon.) 11:39:27 60.40.241.160
駅長の娘さん(^^;ゞ
 otto
 2006/2/4 (Sat.) 22:32:42 59.128.39.70
 菫咲く早春にスターリングがミルウォーキーへ旅立ってから、やがて季節は巡り、ブレールスフォードにもまた向日葵が空を見上げる夏が来ようとしています。
この三ヶ月余り、一番仲良しの男の子と離れ離れになったアリスは時折訪れるやるせない寂しさをスターリングと交わした再会の約束を想って慰めていました。

 そして夏休みも近づいたある日、とうとうアリスの待っていた手紙が届けられました。
 手紙には、向こうの学校にも慣れて新しい友達も出来、元気にしている、夏休みになったらお母さんのお墓参りがてらお父さんとこちらに来て、そして去年の夏に二人で約束したように、また一緒にスリーレイクスへ行こう、と書いてあります。
 またスターリングに会える! そう思うとアリスの心は浮き立ちました。この頃沈みがちだった娘のうれしがる顔を見て両親も微笑むのでした。

 そして夜、これで何度目になるか、手紙を読み返したアリスは灯りを消してベッドに横になりましたが、スターリングと過ごす夏休みの事を考えるとなかなか寝付かれませんでした。
そうしている内にふと、手紙にあった新しい友達、という言葉が気になりだしました。

 お友達って、女の子の友達も出来たのかしら……
もしそうなら、たまにしか会えないあたしより、あっちの子の方を好きになっちゃう……のかな……
そんなのイヤ……あたし、スターリングが大好きだもの……
スターリングの、一番の女の子になりたいな……
ステディになって……そしていつか……
お姉さんたちみたいにずっと一緒に……

 それは仲良しの男の子を独り占めしたいという子供っぽい独占欲? それともまだ愛と言うには幼いけれど異性とのロマンスという少女らしい夢だったのでしょうか?
 昼間の陽射が熱した空気も夜半には涼しさを取り戻したというのに、アリスの身体はだんだん火照っていきます。
そっとベッドを起きて部屋の窓を開け夜気を招き入れても、それは収まりそうもありません。
陽の光に肌が温められるのとは違う、そう、身体の奥に宿った熱さを、アリスはどこかで感じたことがあったような気がします。
 服に擦れた時の痛いようなくすぐったいような胸の感触……
 鏡に映る自分のシルエットに感じた気恥ずかしさ……
 大好きな体育を見学しなければならない時のお腹の痛み……
でも、それらはどこか似ていても違うようでした。
 otto
 2006/2/4 (Sat.) 22:33:36 59.128.39.70
 それはヨーロッパへの新婚旅行から帰国した姉夫婦が実家に寄った晩、カールに寄添うフローラに向かって母が、今度こちらに来る時はきっと赤ちゃんが見られるわね、と目を細めがら言うと、姉は、ええ、多分、と顔を赤らめて応えていました。
話はいつまでも尽きず、夜も遅くなって、先に休むアリスを寝室まで送ってきた姉に、アリスはお話をねだりました。母には聞きづらい内緒の『初めての夜』のお話……
 ためらいを覚えながらも、こんな風に姉妹同士で話す機会ももうあまり無くなると思って、フローラは妹に教えてあげました。もちろんそれは生々しさをオブラートに包んだものでしたが……

 花の蕾が人知れず膨らむように、わずかの月日にアリスの身体は丸みを帯び始め、すでに大人への階段の一歩を踏み出だしてはいても、まだ心はやがて実るその果実の意味を十分には理解できてはいませんでしたが、その話を思い出すとアリスの身体はますます熱くなっていきました。

 結婚すればスターリングとずっと一緒に居られるのに……
でもまだ婚約だって許してもらえないだろうし……
去年、スターリングと行ったキャンプ……
今年はラスカルもいない、本当に二人っきりのキャンプになるんだわ……まるで新婚旅行みたい……
お嫁さんにして、って言ったら、スターリング、うんって言ってくれるかしら……
ううん、きっと言ってくれないわね……
でももし、うんって言ってくれたら、あたし……
 otto
 2006/2/4 (Sat.) 22:34:27 59.128.39.70
―――二人きりの湖畔は物静かで、時折風に揺れるカヌーの立てるさざ波の音だけが聞こえていました。
 ひもを肩から外してシュミーズをハラリと落とした少女の、白い裸身が青い月影に浮かび上がります。
その美しさに息を飲む少年の手を引き、少女は自分の高鳴る心臓の上に押し当て、頷きます。
 意を決して少女の細い腰を抱いた少年は目をつぶり、おとがいを傾けて待つ少女の唇にくちづけをしました。
しばらくして少女は唇を離すと腰を落として仰向けになり、手を差し上げて少年をいざないます。
体重をかけないようにそっと少女に跨った少年が再び唇を重ねると、少女は少年の手をまだ膨らみ切らない乳房に導きます。
その不思議に柔らかい感触に戸惑いながらも少年の手が半球にも満たない乳房を撫でるように触れていると、半ば埋もれていた乳首が立って、手の平にまた別の感触を感じさせました。
 少年はその先端を口に含み、赤ん坊のように吸ったり舌で舐め廻し、もう一方の乳首も指で弄んでいると、少女の口から切なそうな声が洩れ始めます。
よほど気に入ったのか、少年はいつまでも乳房を弄んでいましたが、いつのまにか少女の口は何かに耐えるように結ばれ、太ももをぴったり閉じてモジモジとしだしました。
 それに気づいた少年は少女の上から退くと、その両脚を開かせようとします。いやいやをして抗う少女でしたがすでに脚に力が入らなくなって、易々と少年の前に秘部を晒してしまいます。
なだらかな下腹部の細く薄い産毛のような若草も、まだ閉じたままの裂唇も丸見えにされて、少女は顔を両手で隠すしかありませんでした。
 otto
 2006/2/4 (Sat.) 22:35:01 59.128.39.70
 最初は気後れがちだった少年もこの頃にはずいぶん大胆になり、
ためらわないで少女の裂唇を指で押し広げます。中から現われた襞はすでに湿ってヌルリと光り、溢れた液がトロリと滴って太ももからお尻に垂れて、少女の身体をピクっとさせました。
 少年の指はさらに襞の中央をなぞるように上下に動き、少しずつ奥に滑らせていくと、指がやっと入りそうなホールが見つかりました。そのまま沈めていくと、すでに少女の液でヌルヌルになった少年の指はホールの入口辺りの締付けを通り過ぎて、後はそれほどの抵抗もなく潜っていきました。
 少年はさらに指を2本入れてみようとしましたが、さすがにこれはまだ無理なようで、少年の手をつかみ押し留めようとする少女の必死な様子にこれは諦めました。
少年は今一度指を挿し入れてゆっくりと出し入れしたり、ひねったりして様子をみましたが、これは耐えられるようです。
 初めは膣内に感じる異物感に身体を緊張させていた少女もしだいにこの刺激を受け入れて、その動きのまにまに甘えるような声が出るのを止められなくなりました。
 しだいに動きを早めながらホールの内部を探る少年の指が敏感な部分を擦ったとき、少女は息を飲み身体を仰け反らせました。
突然の動きにびっくりして退いた少年の前で身体を折り丸めて浅く息をする少女の股間からは生温かい液が幾筋も滴り落ち、少年の手もそぼろ濡れて、甘酸っぱい匂いが辺りに立ちこめていました。
 その匂いを嗅いだ少年は背骨の一番下の部分が電気に触れて痺れるような感覚に襲われ、ペニスが痛いほどに硬くなってしまいました。頭はまるで夢の中にいるようにぼーっとかすみ、下腹に溜まった熱い塊を開放したい、という本能が少年を動かし始めます。
 少年はもどかしそうに服を脱ぎ捨て、茫然と横たわる少女の後ろに近づくと少女の腹に手を添えて下半身を膝立ちに上げさせました。少女と少年の一番熱い部分は同じ高さに合わされ、今にも重ねられようと……―――
 otto
 2006/2/4 (Sat.) 22:36:22 59.128.39.70
 梢を渡るそよ風が奏でる微かな葉擦れの音に隠れて、より密やかに少女の唇から低く洩れる甘く切ない声が窓辺から漂います。 この夜、スターリングのことを想いながらアリスは初めて自らの身体を慰めました。
 少女の心が憧れるロマンスの世界と肉体が望むの甘美な世界との間にはアリスが知らなければいけないことがまだたくさんありそうですが、その入口は確かに開かれようとしているのでした。


(^-^)ノ

 真紅之丞 [HP]
 2006/2/7 (Tue.) 09:31:01 60.40.241.160
素敵な長文頂きまして
ありがたき幸せにござりまするぅ♪m(_ _)m
くしくも
後日談の事を思いながら描いていたので
余計に嬉しゅうございました♪(*^^*)
[322] 4分47秒
2006/2/13 (Mon.) 22:21:07
60.36.197.38
 服部 三蔵
 2006/2/13 (Mon.) 22:25:05 60.36.197.38
大分お久しぶりです。
そしておそらく初めましてです、otto様。m(_ _)m
ちょっとした気休めで描いてみました。
実は以前ここにど〜も君を投稿して以来、CG二作目です。(^^ゞ
キャラは、おじゃる丸に出てくる貧乏神の貧ちゃんです。
 otto
 2006/2/14 (Tue.) 21:24:18 59.128.38.242
はじめまして服部様
当館お絵描板にご参加いただきありがとうございます。

某国営放送の帯アニメ、スプーンおばさんやヤダモンは
観ていました。でも最近のは観ていないので、おじゃ丸は
よく知らないのですが、サイトを見ると貧ちゃんは隠された
力を持ったキャラのようですね。
貧乏神らしからぬひょーきんな表情がとてもキュート(^^;;;

絵が描けないので、ここでは私もお客さんなのですが(^^;
よろしければこれからも遊びに来てくださいませ(^-^)ノ

 真紅之丞 [HP]
 2006/2/16 (Thu.) 03:43:38 60.38.233.229
おお♪三蔵さんの2作目だぁ♪o(-^^-)/
おじゃる丸観てましたよぉ♪
うすいさちよ28歳独身様と
相性の良い貧ちゃんですね(^^ゞ
[323] 34時間14分29秒 動画
2006/2/17 (Fri.) 13:59:48
60.38.233.229
 真紅之丞 [HP]
 2006/2/17 (Fri.) 14:01:21 60.38.233.229
前回のアリスさんから
声優さん繋がりで
ペルッ娘な方をひとつ♪(^^ゞ
 otto
 2006/2/17 (Fri.) 22:14:44 59.128.43.32
冨永みーなさんは1966年生まれでラスカルの時は小5で
ランドセル背負ってスタジオ入りして、マイクに背がとどか
なくて牛乳箱に乗ってアフレコされていたとか(^^;;;
ペルシャの時も高校生で変身後のお姉さんバージョンとほぼ
同年齢と、役柄と実年齢が重なっている事が多かったそうな。
声優の場合大人が子供を演じるのが普通だったのが、みーな
さんの声優デビューは子役がそのまま子供役をあてるように
なったハシリだったそうです。

♪ね〜こ(シンバ)はコタツで丸く〜なる♪
と、まだまだ寒い日が続きますが、可愛いペルシャちゃんの
元気を分けてもらって、わたしもがんばらなくっちゃ(^^ゞ
 真紅之丞 [HP]
 2006/2/25 (Sat.) 23:36:13 61.207.254.106
館長様、新作完成願っていま〜す♪(^o^)
フレ〜♪フレ〜♪名っ劇っ♪\(^o^)/
[324] 51分57秒 動画
2006/2/28 (Tue.) 20:16:50
210.141.36.221
 伯爵
 2006/2/28 (Tue.) 20:17:56 210.141.36.221
お絵かき掲示板は久しぶりなので
リハビリをかねてこの程度から(^^)
 otto
 2006/3/1 (Wed.) 01:12:04 59.128.40.199
おおッ!!
久しぶり、とご謙遜されていらっしゃいますが、決意に満ちて
遠くを見つめるナウシカの表情も凛々しく描かれて、水彩調の
淡い彩色が美しいです。

動画では伯爵様のお絵描きのスタイルである始めに色を置いて
後で輪郭を描き入れるも手法を久々に見させていただき、本舗
時代の事を懐かしく思い出しました♪

伯爵様、早速のお絵描き、ありがとうございました\(^o^)/

 伯爵
 2006/3/1 (Wed.) 16:30:41 210.141.36.221
館長さま、あたたかいお言葉ありがとうございます。
これからもよろしくです。
 真紅之丞 [HP]
 2006/3/2 (Thu.) 01:05:08 60.40.245.237
伯爵様御降臨だぁ♪\(^o^)/
リハと言われつつも
しっかりした構図、
さらにはテトも描いてらっしゃって、
流石ですぅ♪(^o^)
[325] 1時間42分25秒 動画
2006/2/28 (Tue.) 22:43:49
210.141.36.221
 伯爵
 2006/2/28 (Tue.) 22:44:38 210.141.36.221
リハビリ第2弾(^^)
そのうちエッチなのも描きますです。
 otto
 2006/3/1 (Wed.) 01:13:50 59.128.40.199
おおおッ!!! まさかの連続第2弾V(^0^)
さすが伯爵様、あっという間にお絵描き板のツールの貧弱さを
克服されてますね!
この絵だけをHPに掲載したら、知らない方は板で描かれた物
とは信じられないでしょうねぇ…
わたしの拙い腕ではお絵描き板に参加すらできない(^^;;;

>そのうちエッチなのも
はい! 楽しみにしてますよ〜(*^^*)
わたしもそれらしいのを描こうとしているんですが、なかなか
進まないです(×_×;)

 伯爵
 2006/3/1 (Wed.) 16:32:45 210.141.36.221
そうですね。
塗りを重視する私の描き方ですと
塗っても塗っても色がのらないこのツールは
こまりものですねー。
まあ、気長に塗るしかないと思いますけど・・・・。
 真紅之丞 [HP]
 2006/3/2 (Thu.) 01:09:12 60.40.245.237
これまた凛とした表情がたまりませんねぇ♪(*^^*)
館長様も仰られてるように
本舗時代が懐かしゅうございます♪(^-^)
[326] 2時間33分30秒 動画
2006/3/1 (Wed.) 16:21:58
210.141.36.221
 伯爵
 2006/3/1 (Wed.) 16:26:29 210.141.36.221
ムシゴヤシの午後の胞子(精子ではありません)とナウシカ。
リハビリは回復に向かいつつあるでしょか?
 伯爵
 2006/3/1 (Wed.) 16:33:30 210.141.36.221
ピアスの色を塗るのを忘れた・・・・(ーー;)
 otto
 2006/3/2 (Thu.) 00:00:18 59.128.43.72
腐海の生き物に魅入られ、心を通じさせる事ができたナウシカは
人も異形のものも分けること無く、そのもの達の内なる核に共感
する力を持つゆえに悲しみ、苦しむ事もありますが、それ故一層
深みのある魅力的なキャラクターとなっています。

たとえ風の谷の民人に慕われ自らも愛している人たちと一緒でも
族長の姫としての立場から谷の中では知らず知らずに気を張って
しまうナウシカが本当に緊張を緩められるのは、人間からは忌み
嫌われる存在であってもただ単純にそして純粋に生の営みや躍動
を感じさせてくれる、腐海の生物に独り囲まれる時だったのかも
しれません。

鬱蒼と茂る腐海の植物に守られて淡雪のように降る胞子を茫洋と
見ているナウシカのいかにもリラックスした様子に見ている方も
思わず寛いでしまいますね(^^;;;
肌の塗りも柔らかく自然で、さすが伯爵様でございます♪

 真紅之丞 [HP]
 2006/3/2 (Thu.) 01:46:32 60.40.245.237
綺麗なシチュの構図ですね♪(*^^*)
舞い落ちる雪のような胞子の中
姫様はなにを思うのでしょう♪
 真紅之丞 [HP]
 2006/4/2 (Sun.) 01:24:08 220.107.75.196
♪(*^^*)
[327] 4時間24分10秒
2006/4/22 (Sat.) 14:33:15
221.187.115.130
 Tak
 2006/4/22 (Sat.) 14:39:19 221.187.115.130
本掲示版に初投稿。
ワランガ族に襲われちゃうジャッキーということで・・
(^^;
 真紅之丞 [HP]
 2006/4/24 (Mon.) 02:30:07 124.97.243.172
おお♪Takさんだぁ♪(^o^)
御無沙汰でした。m(_ _)m
お元気でしたでしょうか?(^-^)
Takさんの十八番のジャッキーちゃんですね♪
さすがお絵描き掲示板サイズでも
ジャッキーちゃんの可愛さは健在ですね♪(*^-’)b
 Tak
 2006/4/26 (Wed.) 21:29:21 221.191.155.33
リハビリを兼ねて描いてみたのですが、途中で外出したこともあり最後はかなり手を抜いてしまいました(汗)
HPもそろそろ更新します。
ジャッキーの追加ばかりですが(^^;
 otto
 2006/5/14 (Sun.) 01:58:18 59.128.93.234
 『長く続いた乾季の末期、水は枯れ果て、灼熱の太陽が
大地を焦がし、燃え広がる野火がその紅い舌で乾き切った
草原をさらに焼き尽くす。人も動物も水を求めてさまよい、
戦い、そして野に屍を晒していく。

 水の乏しいサバンナ奥地において水は命より重く、村の
古老に聞いた伝承にはそれを盗む事を赦されざる罪として
惨い仕置を科す、そんな部族があった。
盗人が一度捕らえられれば、それが受胎可能な女であれば
奴隷とされ、夜毎男たちの慰み者となり、やがてその女が
孕んだ子もまた部族所有の奴隷とされる。
だが、それでもまだ生きていられるだけましだという。
なぜなら、男はすべて、子を産めぬ老婆、そして子供さえ、
見せしめのために日干し刑に処される過酷な運命が待って
いたからだ。
 その古老が若い頃、四肢をひび割れた大地に固縛され、
渇きもだえ苦しんだ末の形相をうかべた死体を実際に見た
事があるという。
 そして、その部族は広大なサバンナのどこかに今もまだ
生きているというのだ。

 ああ、神よ
あなたの恩寵を知らぬこの者たちを憐れみ許したまえ』
―1843年、リビングストンの日記から―

 その昔ブラックアフリカ、暗黒大陸といわれた地に西欧
列強の植民地支配の手が伸びて、すでに百年余りの年月が
過ぎました。
その間、現地人にも支配される者としてではありましたが
徐々に西欧式の文明が浸透して、昔ながらの風習を捨てる
人々も多くなっていました。
 しかし、白人の立ち入らぬ奥地には今世紀中葉になって
なお、異邦人の支配を嫌い、原始のままの仕来りを頑なに
守り続け、現地人の間でさえ恐れられている部族が未だに
存在していたのです。
 otto
 2006/5/14 (Sun.) 02:00:02 59.128.93.234
【さらわれたジャッキー】

 ジャッキーたちは旅の途中で暴れ象の群れに荷物を踏み
にじられ、食料や水の大部分を失って困っていました。
水を求めて川を探しながら、サバンナの道なき道を歩いて
いた時、偶然に水の入った皮袋を見つけ、持主が見つから
ないまま、必要に迫られてそれを手にしてしまいます。
 でも、ジャッキーは持主が見つかったら事情を説明して
水袋を勝手に持ち去った事を謝って、代償を払えば許して
もらえると思っていたのです。

 その日は何事も無く暮れ、翌朝早く起きたジャッキーは
キャンプからちょっと離れたブッシュの生えた所へ行くと
辺りを見廻して、その影に隠れました。

 三日前、初めはテンボと二人っきりだった旅の途中で、
偶然出会ったミッキーが止めるのも聞かず仲間に加わった
せいで色々と厄介事が増えました。
 その中でも一番ジャッキーが困るは、ミッキーがすぐに
ヘマをする事でも疲れたといってはぐずぐず不平を並べる
事でもなく、思春期の男の子がいつもそばにいる事でした。
 学校で一緒だった頃も、汗で素肌に張付くタンクトップ
ごしに丸みを帯だしたジャッキーのバストラインを少年の
視線が追っていたり、何気なく装って襟ぐりや脇から中を
覗いたりしていた事は薄々分かっていました。
 親元から離れ、注意する先生もひやかすクラスメイトも
いない場所でミッキーはちょっと大胆になったようです。
 ジャッキーが埃にまみれた肌を拭いたくなったり、用を
足したくなった時、テンボはそのへんを察してくれるのに
ミッキーときたら、一人になろうとするジャッキーの後を
コッソリついて来て覗こうとして、たとえそれがばれても
いい加減な言訳をいってトボケたりするのですから。
ましてや、替えの余裕も、ナプキンも用意できないこんな
場所でアレが来てしまい、もし紅く汚れた下着を男の子に
でも見られたらと思うと、十日程前にメンスが済んでいて
本当に良かったと思いました。

 ホントに、男の子って……
と思いながら、ジャッキーがショートパンツに手をかけて
身体を屈めようとした時でした。
 突然後ろからのびた手に口を塞がれ、悲鳴をあげる間も
無く当て身を受けた少女は気を失ってしまいました。
ジャッキー達に水を盗まれたと思い、一行を付狙っていた
ワランガ族にさらわれてしまったのです。
 otto
 2006/5/14 (Sun.) 02:01:19 59.128.93.234
 ワランガ族の部落に連れ去られたジャッキーは気絶した
ままに服を脱がされてしまうと、まとめて縛られた両手を
バオバブの枝に吊るされた上、足首に括られた縄を地面に
打った木杭に掛けられ両脚を左右に開かされてしまいます。
 すでに昇りきった強い太陽の下、遮る一片も無い少女の
白い肌は、その総てを部落の男たちの目前に曝け出されて
しまいました。

 奥地の部族では早婚が普通であり、少女が13歳で結婚、
破瓜を迎えるのもそう珍しい事ではなく、現地人より栄養
状態の良いジャッキーの身体はそれらの少女より年下でも
よほど発育していて、欲情の対象とする事になんの問題が
生まれるはずもありませんでした。
 さらに金色の髪、白い肌は自分達の暮らす大地を外から
来て勝手に支配している白人の象徴として、それを辱める
事に倒錯した征服欲をかき立てられるようでした。
 しかし古来からの仕来りは厳格に守られねばなりません。
盗人が女として使えなければ、待つのは死ばかりなのです。

 こうして、知らなかった事とはいえ罪を犯してしまった
ジャッキーに審判は今、容赦無く始まろうとしていました。
与えられる罰は死なのでしょうか。それとも……


 族長の合図で物慣れた様子の男がジャッキーに近寄り、
その身体を詳しく調べ始めます。
それはまるで、牝牛が健康で丈夫な仔を産めそうか、良い
乳は出そうかといった、家畜の取引に際しての品定めでも
するように行われていきました。

 男はまず歯並びを調べるため、少女の顎ごと頬をきつく
掴んで口を開かせました。
 その苦痛に、ようやく息を吹き返したジャッキーの目に
飛び込んできたのは、身の回りにいていつも自分に優しい
柔和な現地人とは全く様子の違う、荒々しさ、猛々しさを
漂わせた黒人の顔でした。
驚愕に見開かれた少女の瞳の隅には、目の前の男の他にも
周りを取囲んで立つ大勢の男たちの姿も映ります。

 キャンプにいたはずの自分が、気づくと全く別の場所に
いて見知らぬ威圧的な男たちに囲まれて身動きもできない、
突然の信じられない状況の変化に、ジャッキーは気が動転
してしまいました。
 ぼう然となった少女は自分がまだ本当はキャンプで眠って
いて、何か悪い夢でもみているのかもしれない。
目を閉じさえすれば、今見ている事はみんな消えて、もう
一度目を覚ませばなにもかもきっと元通りになるのでは?
と思いました。
 夢ならさめてほしい!
そんな儚い希望にかけて、少女は目を固く閉じました。
 otto
 2006/5/14 (Sun.) 02:02:36 59.128.93.234
 そんなジャッキーの様子にはお構いなく、虫歯一つ無い
歯並びに満足した男は次に少女の胸にしこりでもないかと
両の乳房を掴んで、牛の乳でも絞るように指に力を込めて
いきました。
 素肌の胸を直に触られてショックを受けたジャッキーは
我に返り胸元を見下ろしましたが、固さの残る膨らみ切ら
ない乳房を無理やり揉み絞られた苦痛に、にじみ出た涙が
視界をボヤケさせて、それは初め、白と黒の入り混じった
模様にしか見えませんでした。
 部族の少女とは明かに形状の異なる膨らみに戸惑って、
念入りに男がジャッキーの未成熟な乳房を捏ねまわすたび、
脈動的に襲ってくる痛みに目を何度もしばたたかせると、
そこには形が変わるほど強く鷲掴みにされた自分の乳房に
男の黒い指が食い込んでいる光景が浮かび上がります。
 しかも視線の先には、少女が女の子と男の子との身体の
違いを意識しだして以来、決して異性に、たとえ父や兄に
さえも見せたことの無い白い肌が何物にも被われないまま、
さらに下腹部まで続いていました。

 嫌でもこれは夢ではないと少女は気づかされました。
初潮を迎えてから一年にも満たない、性の目覚めすらまだ
おぼつかなかったジャッキーは唯々恥ずかしくて顔を紅潮
させるばかりで、自分が受けている行為の真の意味を理解
していませんでした。
 しかし少女の本能は自分が男たちの強く禍禍しい欲望の
対象として見られている事を知らせてきます。
 それはミッキーがジャッキーの身体に興味を持つような
生半可なものとは違い、一度失ったら二度と取り戻せない
とても大切な何かを奪われる、という恐怖でした。
 獲物を狙う獰猛な獣のように鋭い、男たちの眼光の前に
すべてを晒して、何一つ守る術とてない、無防備な狩りの
生贄となった少女の身体は強烈な陽射の中では有り得ない
冷気を感じ、総身が震えてきます。
ジャッキーは縛めから身体を解こうと必死にもがきますが
少女を繋いだ縄は緩みもせず、それも無駄でした。
 ジャッキーは言い知れぬ恐怖と羞恥にとうとう耐えきれ
なくなり、泣き叫び始めました。

 男の品定めはなおも続き、与え続けた刺激に固く勃って
きた乳首をひとしきり弄んでいた指を離し、肉付きのまだ
薄い尻を骨盤を測るように撫で廻した男は、腰を落として
少女の下腹部に息がかかるほど顔を近づけました。
 宙に吊るされ引く事も脚を閉じる事もできず、なんとか
男の眼前から逃れようと身をよじるジャッキーでしたが、
そんな事はしても無駄だとでもいうように睨まれ、あざが
できるほど強く太ももを掴まれて身動きを封じられると、
後は男の為すがままになるしかありませんでした。
 otto
 2006/5/14 (Sun.) 02:03:39 59.128.93.234
 髪の毛と同色の若草がうっすら生える丘を男の指が割り、
広げられた内部には、肉色の花弁が咲く直前の蕾のように
瑞々しく色付いています。
 男の指が肉ひだを掻き分けて、さらなる内部への入口を
露わにさせると内側の粘膜が乾いた大気に触れてヒリヒリ
としたのもつかの間、その部分を男の舌が蓋いました。
男の唾で湿った、ヌメヌメと弾力のあるナメクジのように
這い回る舌に花唇を汚され、尖らせた舌の先端が開口部に
侵入してくる感覚に少女は悪寒を覚えました。
 しかし秘部を幾度も舐め上げられ、ジャッキーは次第に
下腹部の奥に、それまでに無かった熱が高まっていくのを
感じました。
 こんな事は止めて!
と思うジャッキーの意思には関係無く、花の奥から自然に
蜜が湧くように、その内部からねっとりした雫が染み出て
少女の花芯を艶やかに濡らし、匂いたたせていきました。

 度重なる淫事に起こされたのか、少女の裂唇の角に包み
隠されていた小さな突起が膨らみ、表にはみ出ている事に
気づいた男は不潔な物を見たかのように顔をしかめました。
 アフリカの原住民の多くがそうですが、ワランガ族でも
少女が快楽に溺れぬように貞淑の証しとして、その器官は
幼い時期に切除されるのが慣わしでした。
 男は腰に下げている小刀を取ると、切先をジャッキーの
下腹部に持っていきました。
 このままでは腹を切り裂かれて殺される!
とジャッキーに文字通りに死に物狂いで縛めの許す限りに
抗われ、業を煮やした男は少女の腰を腕に抱えて押えると
柔らかい小突起を押し潰すほど強く摘み上げました。
 突然の激痛にジャッキーの身体がビクンッと撥ね、指が
その動きに弾き飛ばされると、痛みの退いた少女は崩れる
ようにグッタリとなり、身体の力が抜けてしまいます。

 でもその時、ジャッキーは下腹部から何かが体外に流れ
出て行く開放感を感じてハッとしました。今朝さらわれる
直前、自分が何をしようとしていたかを思い出したのです。
 あれから何時間が過ぎたのでしょう。
今まで我慢していた、というよりこれまでの異常な状況が
忘れさせていたのですが、一度それを思い出すと、いつも
より強くなっていた圧迫感は抑えようもなく初めの数滴が
洩れ出てしまうと後は関を切ったように、もうどうしよう
もありませんでした。
 琥珀色の液体が少女の花弁を揺らしてほとばしり、その
真下に音を立てて落ちていきます。
 早く終わって!
と願うジャッキーの心の叫びも空しく、いつまでも続くと
思われたそれもようやく勢いが衰え、方向を失った流れは
最後に少女の内股を生温かく濡らしてやっと止まりました。
 居並ぶ男たちから苦笑というにはあまりにあからさまな
嘲笑いが起り、男の子のように立ったままの格好で粗相を
する、しどけない姿を見られたジャッキーは肩を震わせて
泣きじゃくっています。
 ジャッキーの身体を調べていた男ももはや毒気を抜かれ、
小刀を収めていました。
淫虐に攻められ続けるだろうジャッキーのこれからの事を
考えれば少女に貞淑など求めても仕方なく、せめて快楽を
残すのは淫奔な白人娘に相応しいだろう、と思ったのかも
しれません。
 otto
 2006/5/14 (Sun.) 02:04:41 59.128.93.234
 少女の陰部の色も匂いも味も確かめた男にはもう一つ、
最後の仕上げの仕事がありました。
男がまたジャッキーの前に立ちその股間に手を伸ばします。
再び陰唇を広げられて、自分の小水の滴がまだ残っている
というのにまたそこを舐め回されるのかと思い、しゃくり
あげながらジャッキーはさらに顔を赤らめるのでしたが、
それは違っていました。少女にはまた別のつらい仕打ちが
待っていたのです。

 秘部をまさぐり、その湿り気を絡め取った指先が少女の
入口に突き立てられると、悲鳴を呑んでジャッキーは身を
固くしました。
“中”の深さを調べる為、少女の股座に密着した男の掌が
上に持ち上げられると、既に入口に挿し込まれていた指が
その重みで押付けられ、なだらかな丘の裂け目の奥底へと
喰い込んでいきます。
 自らの指さえ知らなかった少女は体内を初めて侵されて
反射的に股間が力み、前門も後門も共にキュッとすぼんで、
侵入者を拒むようにきつく圧し包みます。
それでも男が躊躇せず狭い道を押し広げ、長い指をさらに
根元まで潜らせると、まだ浅い少女の中は全て埋められて、
その行き止まりにまで届きました。

 固い異物に体内を刺し貫かれる、そのあまりのつらさに
ジャッキーは言葉も通じぬ相手に赦しを乞い哀願しました。
しかし返って来た答えは、少女の中で蠢く指の動きでしか
ありませんでした
 少女の女の道具が固すぎれば、白人に比べて硬く長大な
部族の男たちの一物を受け止められず、壊れてしまいます。
 たった一本さえ窮屈な少女の中で、その具合を試す指が
曲げられ捻られて縦横に内壁を擦り、粘膜を嬲られるたび
ジャッキーは息を詰まらせていました。

 やがて少しずつ、少しずつ、こなれて滑りが良くなって
くる少女の中で、抜いては突上げる指の動きも激しくなり、
喘ぎ喘ぎしていたジャッキーの口から悲鳴とは異なる声が
あがるようになっていきます。
ぬれてプツプツと膨潤した糯粟の穂のようにねっとりと、
少女の中の粘膜は湿った音をたてて指に絡み付き、抽挿の
動きに掻き出された蜜が男の掌から溢れて、少女の内股を
ふたたび濡らし、とろとろと垂れ落ちていきました。

 そろそろ頃合だと思った男はジャッキーの中にもう一本
指を足して、ゆっくり慎重に挿入していきます。
生娘の罪人を最初に破瓜させる役目と特権は族長にあり、
それまでは処女性は保たれなければなりません。
少女の入口は目いっぱい広がり、裂ける事も無くなんとか
それを受け入れました。
さらに花芯を穿たれて、少女は喉を絞るように叫びをあげ、
自分の下腹部からズルリとそれが抜かれると、がっくりと
頭を落としました。
 otto
 2006/5/14 (Sun.) 02:05:24 59.128.93.234
 これで……やっと……終わったんだ……
目も虚ろに、荒い息をしていたジャッキーは自分の前から
男の気配が消えるとそう思いました。
 でも、それはまだ始まったばかりだったのです。

 ジャッキーを奴隷として生かすと決まれば、それは村の
男たち全員の共有財産として誰でも少女を使い、孕ませる
権利を持っているという事であり、その点では公平でさえ
ありました。
 最初の男が族長に報告に行くと、待っていたとばかり、
他の男たちが入替り立替り少女の身体を試していきました。

 次々と身体を弄り続ける20人近くの男たちの品定めの
終わりが近づく頃にはジャッキーはもう泣き叫ぶ力も萎え、
赤く腫れ上がった敏感な部分を手荒くされてももううめく
のがやっとの状態でした。
 枝から下ろされ、巨大なバオバブの樹の洞に設えられた
仕置き部屋に運ばれて、焼け付く白光の中から暗闇に入る
時、絶え絶えの浅い息の中で朦朧とした少女の意識もまた
まるで、奈落の底に落ちていくように暗転していきました。

 その頃、部落の集会場所で部族の男たちの衆議によって
ジャッキーの運命が決せられていました。
 儀式は翌日の満月が昇る時とされ、仕来りにのっとって
部族の烙印を押した後、月が沈むまでの間に族長を始め、
全ての男たちが決められた順番でジャッキーを貫いていく
のです。宴で一つの杯を回して部族の絆を深めるように、
共有物を全員でまわして使う事が集団の結束を一層高めて
くれます。
 また、少女の杯を満たし溢れてなお注がれる大量の精は
遠からずその実を結ぶはずです。なぜならその日は少女の
受胎の可能性が高く、それを決めたのは偶然では無かった
のです。それを占ったのは十数代もの経験と知識を受継ぐ
呪術医、そう、ジャッキーを調べたあの男だったのです。

 そして同じ頃、ワランガ族の部落を見下ろす崖に一人の
男が隠れ、さらわれたジャキーを助けるため集落の様子を
うかがっていました。
 それはカンバ族の酋長の息子に生れ、ロイヤルアフリカ
ライフル部隊にも従軍した事のある、あのテンボでした。
たった一人で、警察はおろか誰の助けも借りられない状況
でしたが、野生の戦士として持って生れた資質がわずかに
残された痕跡を辿らせ、部落を見つけ出す事ができました。
 そして、アイアランド少佐の元で学んだ戦術的センスは
こんな時に役立つはずでした。

 まずはジャッキーの居場所を確かめなくては、と思って
いた時、後ろにいたミッキーの手からマーフィーが飛出し、
捕まえる間も無く一目散に集落の外れに駈けていきました。
用心して風下にいたのが幸いしたのでしょう、少女が吊ら
れた場所の地面はもう乾いていましたが、そこに染込んだ
匂いを嗅ぎ取ったマーフィーは見えないジャッキーの姿を
求めて辺りを探し回って、ようやく見つけた小さな穴から
バオバブの樹の中へ飛込んでいきました。
 それを見たテンボはジャッキーがそこに居る事を確信し、
後はどうやって少女を助け出すチャンスを作るか、付近を
偵察して夜を待つことにしました。
 ジャッキーを無事に救える猶予はわずか一日しかありま
せん。それに失敗すれば少女には死より惨い運命が待って
いるのでした。
 otto
 2006/5/14 (Sun.) 02:06:09 59.128.93.234
 初めましてTak様、ようこそ当館へ(^-^)ノ

ジャッキーの運命やいかに!?
戦士テンボの救いの手は間に合うのか!?
来週もみんな観てね(^-^)ノ

 とまあ、ここにお絵描きくださった作品に勝手にお話を
付けるのが唯一の活動みたいなサイトですが、よろしければ
お付き合いくださいませm(_ _)m

しかし、ジャッキーちゃん好きな方にこんな鬼畜なお話を
書いてしまって、大丈夫だったかな(^^;;;

[328] 10時間28分37秒 動画
2006/4/24 (Mon.) 12:59:36
124.97.243.172
 真紅之丞 [HP]
 2006/4/24 (Mon.) 13:01:51 124.97.243.172
気が付けば2ヶ月間の御無沙汰でした(^^;ゞ
 otto
 2006/5/14 (Sun.) 02:07:50 59.128.93.234
 動画を見ると、初めはフォトフレームに入った写真の
イメージだったのでしょうか?(^^ゞ
 きっと、おじい様に最新式のカメラを買ってもらって、
パジャマパーティーにお呼ばれされたロザリーと一緒に
記念撮影中、いろんなポーズを撮っている間にだんだん
大胆になった二人は、一番美しい10代の自分を写真に
残そうと……

「ん〜〜〜」
「もう、ロザリー、何してるの?」
「だって、これ、写真機でしょ?だったら十数える間
息を止めてなきゃいけないと思って」
「まあ? ロザリーったら、ウフフフフ
この写真機はそんなことしなくても大丈夫、それに
シャッターを押すだけで、誰でも上手に写せるし、
せるふしゃったー?で独りでに撮ってくれるそうよ」
「ヘエー、そうなんだぁ
じゃぁさ、あたしでも撮れる?」
「ええ、もちろん」

 こうして写真を撮り合いっこしていた二人は写される
快感に次第に大胆なポーズをするようになります。
そして最後は……

「エーット……やっぱりちょっと恥ずかしいかも……
ね、ペリーヌ、一緒に入ってよ」
「うん……そうよね、じゃあ」
「うわあ、身近で見ると、あんたの肌ってすべすべして
とってもキレイ!」
「アンッ?!
だ、だめよ触っちゃ、くすぐったいわ
それに、あなただってとてもきれいよ」
「エヘッ、実は自分でもそう思ってたりして」
「まあ! フフフフフ
では、ロザリーお嬢様、邪魔なバロンは下ろして
その美しいお姿をちゃんと見せてくださいな」
「う〜ん、やっぱりそうしなくちゃダメ?」
「もちろん!
ウフフ、こうして写真機の前に立つと、なんだか
お母さんに撮ってもらった時の事を思い出すわ」
「そういえば、あんたってお母さんと写真屋さんを
しながらフランスまで旅をしたんだったわよねぇ」
「ええ、そう、見本用に何度も写真を撮られたわ」
「ヘー、だからそんなに写真機の前でも堂々として
いられるのかなぁ……
でもこんなカッコウじゃなかったんだから当然かしら」
「あら、女の子どうしですもの、わたし、平気よ」
「うーん、あやしいなぁ、まさかあんた、こういう
写真、前にも撮ったなんてこと、ないわよね?」
「まあ!? そんなこと、絶対なかった……
ウフフ、かもしれないわね」
「ア〜〜! 何か隠してる!」
「ウソウソ、冗談よ」
「う〜〜、正直におっしゃい、さもないと、あんたが
くすぐったり屋だって、あたし知ってるんだからぁ」
「キャッ! アッ、だ、駄目、ロザリーごめん、
本当に冗談、なんですって」
「エイッエイッ、ほうらちゃんと言わないとぉ
もっとすごいトコ触っちゃうぞぉ、イヒヒヒヒ」
「アンッ、そ、そんなところ、触っちゃ、駄目ぇ……」

 真紅之丞 [HP]
 2006/5/14 (Sun.) 10:06:20 60.40.238.244
おお♪お話し書いてくださっていたんですね\(^o^)/
仰るとおり、最初は写真チックでいこうかなぁって
思っていました(^^ゞ
可愛らしいお話しを付けて頂いて
嬉しいです♪邪魔なバロンの台詞のとこは
ちょっと鶴さんの声で想像してみて
うけてしまいました(笑)
館長様、長文ありがとうございました♪(*^^*)

さて、次はなにを描きましょうかねぇ?( ̄~ ̄*)
[330] 1時間7分44秒
2006/5/14 (Sun.) 13:30:50
59.141.21.155
 名作劇場ファン
 2006/5/14 (Sun.) 13:31:58 59.141.21.155
印象深いシーンでした。ってクランクショー博士は?
 otto
 2006/5/16 (Tue.) 00:35:36 59.128.91.138
 ジャッキーたちがケニアを去る日、クランショー博士は
飛び切りのプレゼントを贈りました。
それは少女とのかねてからの約束、マーザーグース号への
招待です。
 複葉機は陸を離れ、空に駆け上ります。
眼下に見るのはサバンナを疾駆する動物たち、大陸を裂く
雄大な大地溝帯、人の営み、目に映るものはみな懐かしい
アフリカの大地でした。
 少女は鳥となって風に浮かび、雲を越え、生まれ育った
故郷の大気を胸に収めて、思います。
 今は暫しのお別れだけれど、いつか必ず帰って来ようと。


 初めまして、名作劇場ファン様
ご来館ありがとうございます(^-^)ノ

 大空を自由に飛ぶジャッキーちゃんがとても楽しそう
ですね♪
クランクショー博士がいないということは、自転車同様
飛行機の操縦法もすぐに覚えられたのかな?(^^ゞ