【 トラップ一家物語 】
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贈呈者 |
おしろい伯爵
さま |
2011年7月22日 |
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おしろい伯爵様から
マリア・クッチャラ嬢をいただきました♪
・・・2歳の時に母を、9歳で父を亡くし、親類の家で不幸な少女時代を過ごしたマリアは
15歳で家出同然にその家を離れ、観光地で働きながらお金を貯めてウイーンの師範学校に
入ります。やがて学校を卒業した彼女は、仲間と行った卒業旅行でアルプスの美しい光景に
打たれ、シスターになろうと決意してノンベルク修道院の門を叩きます。
見習い修道女となったマリアがノンベルク小学校の先生をしていた時、院長から9ヶ月間
トラップ男爵家に家庭教師として赴く事を命じられます。しかし、トラップ家の7人の子供
たちは2年前に母と死別して以来心を閉ざし、貴族である父親の前では優しく振舞っても、
自分たちには命令ばかりする家庭教師を嫌って、あの手この手ですでに25人もの家庭教師
たちを追い出していたのです。新しい家庭教師となるマリアもどうせ同じだろうと反発する
子供たちでしたが、相手が貴族だからといっておもねることもない、これまでとは違う多少
型破りな彼女と接する内に、しだいに打ち解けていくのでした。
そんなある日、トラップ家に父ゲオルグと再婚の約束をしたイヴォンヌ姫が訪れ、一家の
平和をかき乱します。貴族同士の結婚は貴族社会では当たり前のことであり、それまで何の
不審も持っていなかったゲオルグでしたが、イヴォンヌには子供たちの母となる気など毛頭
ないのを知った彼はこの結婚に疑問をいだき始め、同時に子供たちにとってかけがえのない
存在となっていたマリアに自分も惹かれていることに気付きます。
男爵からの突然の求婚に、シスターとして神に身を捧げることを誓っていたマリアは初め
躊躇いましたが、自らの心を見つめた彼女は結婚を決意します。
こうして晴れやかな7月にノンベルク修道院のみんなに祝福されながら、19歳のマリアと
20歳年上のゲオルグの結婚式が執り行われたのです。
その後屋敷に戻ってすぐ、師範学校でも修道院でも教えられなかった初夜の儀式のため、
一度は神の花嫁となることを誓った肉体を良人の前に開いていくマリアは、恥じらいと共に、
幸薄かった少女時代にあれほど憧れた、心底から人に求められ本当の家族が得られた喜びに
打ち震えるのでした・・・
二人の寝室に入る早々マリアのウエディングドレスを床に落とさせたゲオルグは、接吻を
続けながら手馴れた様子でコルセットを解き、ガードルもパンティーも全部外させた彼女を
抱き上げるとベッドに乗せました。
「さあ、お前をわたしによく見せておくれ・・・ああ、なんて美しいんだ・・・」
「そんなに見ないで・・・恥ずかしい・・・」
「マリア、君を知りたい・・・分かるね?
「あの・・・艦長?」
「だめだめ、マリア、これからは、わたしのことはゲオルグと呼びなさい」
「え、ええ・・・ゲ、ゲオルグ?」
「そう、それでいい」
「それで・・・わたし、これからどうすれば・・・」
「お前が母としてやっていけるのは、もう十分に分かっているよ
だが、修道女出のお前は、やはり妻の務めのことはあまり知らないらしい
ならば、わたしが手取り足取り、すべてを教えてあげよう
わたしの訓練はきびしいが、ついて来れるね?」
「はい、艦・・・ゲオルグ」
「よしよし、いい娘だ・・・では最初の訓練を始めよう
まず初めに、わたしの前で股を開いてみせなさい
用意! 始めッ!」
『もう、ゲオルグったら、そんな大きな声を出したら、あの子たちに聞こえちゃうじゃない』
と思いながらも、マリアは良人の言いつけどおり、おずおずと股間を広げていきます。
自分の女の部分を初めて殿方に見詰められる羞恥に彼女は相手を直視することができません
でしたが、その視線が痛いほど感じられてマリアの肌は上気し、秘所を潤わせる甘酸っぱい
蜜の匂いがいつの間にか部屋を満たしていくのでした。
西洋においてマドンナ・リリーは聖母マリアの象徴として、白い花弁はマリアの汚れなき
肉体に、黄金の雄しべはその気高き魂にたとえられ、無垢と純潔にまつわる数多くの伝説に
彩られています。また、基督教絵画において天使ガブリエルはしばしばこの花をたずさえて
描かれていますが、これは処女マリアに受胎告知をしたこの天使を表す図像学上のしるしと
されており、ダ・ヴィンチ、ラファエロ、グイド・レーニなど多くの画家がこのモチーフで
作品を残しています。
この作品では天使こそ描かれていませんが、背景に咲き誇る白ユリの花の花粉が雌しべに
降り注ぐ様子が、マリアの受胎を暗示しているのでしょうか。
清楚な白のバックに映える高貴な色、紫のヴェールのみをまとう妙齢の乙女マリアに鮮烈な
エロスを感じます。
otto |
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