【  2003暑中お見舞い  】


贈呈者 葉桜 さま 2003年6月1日






葉桜様から暑中お見舞いをいただきました


いまはひとり しずけきもりにいこおう
天井から射す木洩れ日がこんなにやさしいから
トクトクと打つ鼓動がこんなにやすらかだから

いまはひとり だいちのこえをきこう
さらさらと降る砂が白く砕けるその音を
さらさらと鳴るせせらぎが蒼く清めるその音を

いまはひとり こころのつばさをひろげよう
碧と翠が狭間、時と刻を越えて
この地を離れまた戻る、幾たびの別れと再会

いまはひとり されどひかりがみをみたす


                                                  otto