『 闇、双子の秘密の夏休み 』


  その夜に窓辺を訪れた月は、とても哀しい光景を見て
 しまったとわたしに言いました。
 それは…


  夏休みになって学院から帰省した双子の姉妹パットと
 イザベルは父が倒れ家が破産寸前なのを知り、自分達も
 助けになりたいと仕事を探しました。
 ですが、男の子ならいざ知らず、年端も行かぬ女の子を
 雇ってくれる所など何処にもありはしませんでした。

  そんな姉妹に親切ごかしに近づいて来たのは、下町で
 女衒をしている男でした。普通ならばパット達のような
 年頃の少女ではまだ男を悦ばせる事が出来ず娼館に売れ
 ませんが、男はそういう少女をこそ欲しがる場所に伝が
 あったのです。

  そうとも知らずに男の口車に乗せられた二人が連れて
 行かれたのは、鬱蒼とした森と高い塀に囲まれた豪奢な
 屋敷でした。
  その光景に二人は気圧されましたが、出迎えた家令の
 ウイリアムの述べた待遇がとても良かったので一も二も
 無く差し出された契約書にサインしてしまいました。

  そこが背徳の館であるのを二人が知ったのはそれから
 間も無くの事でした。裸同然の衣装を着せられて舞台に
 上げられた二人はオークションにかけられ、競り勝った
 客によって姉妹共々処女を散らされてしまいました。
 二人がサインしてしまったのは、自分達の肉体を客達に
 犯させる事を認める人身売買契約書だったのです。

  自分達の処女を奪った客が去ると、姉妹は抱き合って
 声を上げ泣きました。そして勝気なパットがもうこんな
 所には居られないとイザベルの手を取って、屋敷からの
 逃亡を試みました。
 けれども館の回りはすべて閉ざされていて虫の這い出る
 隙き間も無く、やがて捕まってしまった姉妹には筆舌に
 尽し難い無慈悲なお仕置きが待っていました。

  背徳の館を預かるウイリアムの怒りを買い、地下室、
 と言うか、地下牢のような場所に連れて行かれた二人は
 そこには似つかわしくない物を目にします。
 それは木馬を2基備えた小型の回転木馬のように見え、
 こんな屋敷に住む大金持ちが孫の為に特別注文した物と
 言えばそれで通りそうでしたが、それにしては本来前に
 有るはずの支柱が鞍の後ろに有って、何処か変でした。




  ですが二人にはそんな疑問を考える暇もなくニタニタ
 笑いする男達に着衣をビリビリと破られて裸に剥かれ、
 木馬の鞍に乗せられて、後ろ手に支柱を挟んだ両手首を
 縄で縛り付けられました。
 双子の座らせられた鞍の微妙な位置には前後二つの穴が
 開けられていて、二人は嫌な予感がしましたが、それは
 すぐに的中して、男達が木馬の横腹に挿したクランクを
 回すとその穴から淫具が出てきました。

  前の淫具は亀頭を数段重ねたような造りで根元にいく
 ほど太くなり、後ろのそれは前の物より細かったですが
 大きなパールを串に挿したような造りで、それをお尻の
 穴に小刻みに出し入れされたりしたら自分はどうなって
 しまうのだろうと空恐ろしくなります。

  括り付けられた手首を反して支柱を掴み、フラフラと
 不安定な鐙の上で少しでも腰を浮かせようと背伸びする
 二人を嘲笑うかのように、キリ…キリリ…とクランクは
 回し続けられ、迫上げられた二本の淫具の先はとうとう
 姉妹の股間に開く二つの穴に咥え込まれました。

  もはやどれだけ鐙の上で背伸びしても、2本の淫具が
 抜き取れない事が確認されてスイッチが入れられると、
 回転木馬を擬した性的折檻器の上で姉妹を乗せた木馬は
 上下運動を始め頂点に達するとそこからガクンと落ち、
 その衝撃に耐え切れず二人の腰が次第に下がっていき、
 くびれの刻まれた淫具が一段また一段と、姉妹の前後の
 穴に喰い込んでいきました。

  やがて身体を支えていた鐙が踏み外され淫具の全てを
 呑み込まされると、膣口が今にも裂けそうなほど拡がり
 子宮が突き潰され、異物が奥深くまで出し入れされる度
 肛門が連なる玉に弾かれて、少女達はその苦悶と羞恥に
 悲鳴を上げ許しを乞いましたが、二度と再び逆らう気が
 起きぬようお仕置きは止めて貰えませんでした。

  特にお尻に異物が入って来るのに耐えられず始めの時
 背伸びをし過ぎたパットの木馬から伸びる淫具はその分
 高く迫出していて、前後の穴をより深く抉られた彼女は
 失禁してしまいました。

  そうして跳ねる木馬上で股間の2穴を同時に蹂躙され
 何時果てるとも知れず性的折檻を受け続けた姉妹からは
 もはや声も上がらず、ただ彼女達の乳首に結ばれた鈴が
 振り回されて、チリン、チリリンと哀しげに鳴るばかり
 でした。

  そして誰にも打ち明けられない双子の秘密の夏休みは
 これからも続いていくのです。


  話を聞き終えたわたしは、月が目にした物は正に闇、
 それも紛うかたなく人の世ならではの闇の景色なのだと
 思いました。
 人の世には、何時の時代何処の場所にも非道な目に遭い
 虐げられる者が出てしまうのです。
  下界の隅々まで見ている月は、口に出さないだけで、
 さらに悲惨な光景も目にしているに違いありません。
 わたしは、そうした人々に安寧が訪れる事を祈らずには
 居られませんでした。



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