〜 レディ・ペリーヌ物語 17 〜
【 旅の続き ― アルプスを越えて 後編@ ― 】
夕闇の迫る中、帰って来られたペリーヌ様は、宿代を請求してくる宿の主人の目を避けて
宿から少し離れた旅人用とは別に建てられた厩に家馬車をつけ、馬房に入れたパリカールに
飼葉をやると、そのままではお母様の前に出ることもで出来ない有様でしたので、お身体を
清める為に表の水槽から木桶に水を汲んで厩の奥へお運びになりました。
馬車が帰って来るのを目敏く見つけてペリーヌ様を探しに宿の主人ロジェが現れたのは、
ボルネの手で執拗に玩ばれ未だあちらこちらヒリヒリする肌を水で拭われた後、木桶の上に
しゃがまれたお嬢様がご自分の花びらを拡げ、愛の泉の奥深くまで染み込んでいた残り香を
掻き出し始めた丁度その時のことでございました。
表の扉を閉められ、暗くなった厩の一番奥にある馬具置き場に隠れられて、これで他人に
見られないで済むとすっかりご安心されていらしたお嬢様は、ご自分のすぐ前にありながら
お気付きにならなかった厩の裏口が突然開き、光が射したことに驚かれて身をすくまされ、
ロジェにあられもないお姿を見せてしまいます。
「なっ、何?! まぶしい!」
「あー、居た居た、娘さん、今日こそ宿代を払って貰います、よ…
むっ、娘さん、あんた、なんて格好してんだい?!」
「お、おじさん!?…アッ、キャアッ!!」
ロジェの声を聞いて我に返り、ご自分が今、殿方にはとても見せられないお姿だったのを
思い出されたお嬢様は咄嗟に馬房の柵に掛けておいた服を取ろうとなさいましたが、慌てた
所為で木桶につまずいて尻餅をついてしまわれ、それしか取ることの出来なかったベストを
胸に抱かれました。その時、お嬢様のベストから5フラン銀貨が転げ落ち、ロジェの足元で
きらりと光りました。
ロジェは銀貨を拾い上げ確かめると、手にしていたランプを差し出し、銀貨を納めていた
ベストへ、そして、木桶を脚の間に挟んで股を閉じることも出来ぬまま、ベストでは覆えて
いなかったお嬢様の下腹部へと向けていきました。
仄白く照らし出された丘には掻き乱された花園が覗き、漂う青い匂いから、そこに雄蜂の
訪れていた事を悟ったロジェの顔に淫猥な表情が浮かびます。
「ほぉー、これはこれは…フッフッフ、そうか、そういうことだったのか
俺の顔を見ちゃ、こそこそ逃げ出すと思ってたら、やっぱりあんた、写真屋の商売がうまく
いってなかったんだな?
それで、昔っからの女の商売で稼いで、その後始末をここでやってたってわけだ」
「女の商売って?…
あっ、ち、違うんです、わたしそんなつもりじゃ…それなのに…」
「ふん、まあ、そんなことはどうでもいいさ、それより、稼ぎはこれだけなのかい?
そのベスト、それを後生大事に抱えてるってことは、まだ隠してるんじゃないのか?
さあ、それをこっちに寄越すんだ!」
「アアッ、ヤッ、取らないでッ!」
お嬢様が前を両手で覆われて羞恥に震える中、ロジェは剥ぎ取ったベストを逆さに振って
みましたが、当然1フランはおろか1サンチームも出てはきませんでした。
「なんだ、本当にこれだけだったのか…これっぽっちじゃ一日の宿代にもなりゃしない
こりゃあもう、ロバと馬車を形に取ってあんたたちには今すぐ出てってもらうしかないな」
「そんなッ、お母さん、まだ病気が治りきってないんです
それにそんなことをされたら、もう旅を続けられなくなってしまうわ
お願いおじさん、わたしにできることなら何でもしますから、もう少しだけ待って
写真屋の商売だって明日にはきっと、ちゃんと宿代を稼いできますから」
「ふーん、何でも、ね…」
そう言質を取ったロジェの目がスーッと細められ、肌を隠すのも忘れて跪かれ祈るように
両手を合わせるお嬢様の裸身を舐め回します。その視線は相手を獲物と認識して舌なめずり
する狼のものでございました。
「ヘッヘッヘ、あんたがそんなに言うんなら、もう一日待ってやってもいいんだよ
ついでに、母親思いのあんたに免じて、俺があんたに宿代を稼がせてやろうじゃないか」
「え、じゃあ、おじさん、わたしに写真を撮らせてくれるの?
あ、でももう暗くて写真は撮れないから、明日明るくなってからでいいですか?」
ロジェの言葉に、これでやっとご自分にも写真屋の商売が出来る、お母様のお役に立てる
とお嬢様は喜ばれました。けれど、その希望はすぐさま無惨に打ち砕かれてしまいます。
「おいおい、カマトトぶるんじゃないよ
あんたみたいな小娘が一人で写真屋をしようだなんて、どだい無理な話だったのさ
それでも宿代を稼ぎたいって言うんなら、あんたにできる事は一つしかないって、自分でも
もうとっくに分かってるんじゃないのかい?
あんたもその積りで、明日も客を取る為に大事な商売道具をきれいにしてたんだろ?
だったら明日を待つまでもない、俺がもっと手っ取り早く稼がせてやろうって言ってるんだ
なあに、どうせもうやっちまった事だ、一日で取るお客が1人から2人になったって大した
違いは無いじゃないか?
パリのココットならいざ知らず、下っ端娼婦なんてもんは何時でも何処でも日に何度だって
股を開いて客を取るのが当たり前、あんたもこの商売を続けるなら、そういう事にも慣れて
おきゃなきゃな」
「ひどい…わたし、そんなこと…」
「ほおー、俺からの折角の儲け話を断るって言うのかい?
まあ、どうしても俺とじゃ嫌だって言うんなら、仕方ない…
その代わり、あんたが今日どんな事をしてきたかお袋さんに言って、これからどうするか、
じっくり相談しなくちゃいけなくなるがな」
「お母さんにッ!?
そんなのダメッ、お母さんには、お母さんにだけは言わないでくださいッ!」
「ふーん…なら決まりだな? 俺の話を受けるって、そう言うんだよな?」
ロジェはお嬢様を馬房が並ぶ通路の真ん中に立たせ、そこを取り囲む4本の柱に懸かって
いたランプにも灯を点しました。
「じゃあ、まずはその邪魔な両手を下ろしてもらおうか」
「………ゥ、ゥゥゥ…」
ロジェに命じられ躊躇いながらも女の隠すべき部分から引き離し、脇に握り締めた両手を
震わせるお嬢様の一糸まとわぬお身体をランプの灯かりが無慈悲に照らし出します。
その白き柔肌には最前ボルネに付けられた痕が薄紅の花となって浮かび上がり、それが男の
劣情をより刺激しました。
「よ、よし、じゃあ、宿代を待ってやる値打ちがあるかどうか、確かめてやるからな
あんたの大事な商売道具がよぉく見えるように、股を開いて割れ目も目一杯拡げるんだ」
「そ、そんなッ……ウウウ…はい…」
「そんなんじゃだめだ、もっと拡げるんだ…もっと…もっとだ…
よぉし、そのまま閉じるんじゃないぞ…」
身を屈めたロジェがお嬢様の股間にその熱が感じられるほどランプを近づけると、照らし
出された内もものなお白き柔肌にも朱が浮かんでいるのが見て取れ、大きく割られた秘裂に
咲いたサーモンピンクの花びらがヌメヌメと艶めいていました。
「ほほう、きれいな色だ…あんたのここはとっても美味そうだ…
おやおや、こんな所にまで吸い痕が付いてるじゃないか
あんた、前の客にたっぷり可愛がって貰ったんだな」
「お願い、見ないで…見ないで、ください…」
やがて、ロジェが見詰める前でお嬢様の花びらはヒクヒクと震え始め、口を開けた小さな
花芯からボルネの残り香がトロトロ溢れ出てきて、お嬢様が思わず下腹に力を込められると
愛の泉が噴泉と化し、それをプピュピュピュピュッと噴き出しました。
「おほっ、こりゃすごい!
まだこんなに男汁が残ってるだなんて、あんた、前の客にいったい何回、膣(なか)に射精
(だ)させたんだい?
あんたがそんなに商売熱心だと分かって、俺も楽しみだ」
「イ、イヤアァァァッ! 見ないでェェェッ!」
「恥ずかしがることなんかないさ、こんなにおちょぼ口なのに男を何度も満足させられたん
だから、あんたの商売道具はただ狭いだけじゃない、なかなかの代物なんだろうよ
それにな、俺はあんたがこの商売に向いてると思うよ
何しろ前の客の後始末もまだだっていうのに、次の客が来た途端にもうここを物欲しそうに
ヒクつかせるんだから、きっとあんたは見掛けによらず根っからの好き者なんだよ
これならまどろっこしい前戯なんかしなくてもすぐに楽しめそうだ
どれ、あんただけが裸じゃ不公平だから、俺も早速脱ぐとしようか…」
「そんなっ、わたし、そんなんじゃ…
ああっ、イヤッ!」
服を脱ぎ終ったロジェは、股間のものを勃起させた男を正視できず顔を両手で覆い背中を
向けたお嬢様の二つの青い果実に背後から手を伸ばしました。
まだ未熟な固い果実を鷲掴みにされてお嬢様は呻かれましたが、男は相手が逆らえないのを
いいことに力を込めて揉みしだいていきます。
「ヒッ! いや…やめて…ん、んんん…アウッ!」
「小さいな…それにまだ固い…こりゃあ、しっかり揉みほぐしてやらんといけないな」
「痛いイッ、お胸、そんなに強く握っちゃい、アウウッ、イタイッ、ヤメテェェ…」
「ヘヘヘ、嫌がる割にゃ、もうこんなに先っぽを尖らせてるじゃないか
ほんとはもっとここを可愛がって欲しいんだろ?」
「ヒギィッ! イタヒィッ、お乳が潰れちゃ、ヒンッ、引っ張らないでェ……」
二つの果実を散々玩んだロジェは、なおも片方を握ったまま、右手を下げていきました。
下腹部に盛り上がる丘を弄られて思わず腰を引かれるとお尻に熱く固い物が当たり、それを
感じたお嬢様はロジェから逃れようとされましたが、胸と下腹部をロジェに抑え付けられて
引き戻され、秘裂に指を立てられてズブリと突き入れられてしまいました。
奥深くまで挿入されたごつごつした二本の指がお嬢様の泉の中を探るように蠢きます。
「さあて、そろそろ肝心な中身の具合も確かめておかないとな」
「んんっ、や、そんなトコ触らないでッ
ヒッ? イ、イヤッ…アアッ、またッ
アグウッ、指が中にッ…ンアアッ、中で動かさないでェ…」
「ヘヘヘ、やっぱりな…あんた、客を取ったの、今日が初めてじゃないな
誰に仕込まれたのか知らんが、胸と違ってこっちはもう何時でも使えそうだぜ
これなら、ちょっとぐらい無茶したって平気だよな?」
ロジェはお嬢様の体内に残る精液をグポッ、グポッと音を立てて掻き出し始め、そのたび
膣の中で猛禽の鉤爪のように曲げられて肉襞をゴリゴリとこそげていく太い指の動きが白い
下腹に浮かび上がります。
「アグッ、痛いッ、イタイィ、お願い、おじさん止めてッ、乱暴にしないでェッ」
「そう言いなさんなって、さっき折角あんたがしてたお清めを途中で止めさせちまったのは
俺だから、代わりにしてやってるんじゃないか
まあ俺も、これから使う穴に前の客のが残ったまんまじゃ気持ち悪い、ってのもあるがな」
「でも、でも、こんなことッ、自分でしますッ、自分で出来ますからァ」
お母様にさえ見られたくない、いいえけっして見せられない、女の嗜みの最中を見られた
ばかりかまだ清め終っておらず男の欲望に穢されたままのご自分の膣内を触れられる事は、
敏感な肉襞を手荒く抉られる苦痛よりも一層耐え難い事でしたが、お嬢様がいくらロジェの
手首を掴んで止めさせようとしても男の淫戯を止められはしませんでした。
「へぇー、本当に止めて、欲しいのかい?
それにしちゃあ、あんたのここはそう言ってないようだぞ
どうやらあんたにはその気もあるみたいだな」
「アウウッ…そ、そのけって…ンアッ!」
「それはな、こうやって虐められば虐められるほど、あんたは悦ぶってことさ
その証拠に、前の客の男汁はもう大分掻き出したってのに、あんたのここはネバネバの汁で
さっきよりビショビショだ、牝の匂いがプンプンするぜ」
それは自らの大切な器官を守るため女体に備わった自然なことなのではございましたが、
これまで強いられてきた数多の体験で性感を習い覚えさせられご自分が変わってしまったと
感じられていらしたお嬢様には、こんな辱めを受けているというのにそうした反応を見せて
しまうご自分の肉体がとても恥ずかしい物に思われたのです。
「違ウッ、わたしはそんなッ、ほんとに痛いんですッ」
「おうっ、急に締め付けが強く…ははぁん、そうか、こんなんじゃ中途半端なんだな?
だったら、あんたが気持ち良くなるまでもっと虐めて(かわいがって)やるぜ」
「ヤ、ヤメッ、ヒギイッ、モウヤメテェェ………」
ロジェはお嬢様の苦痛に満ちた声を無視して膣内をこじり回し、まだしこりの残る未熟な
乳房を握り潰して、さらに甚振っていきました。
「さあて、前の客のものも大方掻き出せたし、そろそろ仕上げといこうか?
なあ、あんた、あんたはきっと、こっちのトンガリも大好きなんだろう、なッ!」
「イヒィイイッ!!…アッアァァァァ……」
女の体の中で最も敏感な部分と、その次に敏感な部分とを同時に指で圧し潰された瞬間、
激しい苦痛とともに訪れた強烈な性感に襲われてお嬢様のお身体はビクンッと撥ね上がり、
そのままロジェの腕の中に崩れ落ちていきました。
「フッフッフッフ、こんなに早くイクとは、やっぱりあんた、思ったとおりだったな
さてと、それじゃあ、準備万端、今度は俺が楽しませて貰おうか」
ロジェは絶頂を強いられてぐったりされていたお嬢様の腕を馬房の柵の上段に架けさせ、
宙吊りになった足首を掴み上げて、高さを合わせた秘部に屹立した陰茎をあてがいました。
そうして掴み上げられた足首が下ろされ、陰茎の上に腰が落とされていくと、愛蜜に濡れた
お嬢様の女の部分は哀しいほど易々とそれを受け入れてしまいます。
ヂュクッ、ニュプププププ…
「ンンッ! ウアアアァァァ…」
『ああっ、またッ…わたし、また男の人に…もう嫌なのに、いつまでこんな事が続くの?
ヒアッ?! 何? なんで昼間と違うトコに当たってくるの?!
男の人のおチンチンって、おんなじ形してるんじゃないの?!
アッ、また変なトコにッ
やっぱりボルネさんのと違う、男の人のってみんな違うんだわ
わたし、ほんとに今日、二人の男の人にイヤラシイ事されちゃったんだ…
ハウッ、またおじさんのがッ
きっとわたし、おじさんにもいっぱい出されちゃうんだわ…
だけど、我慢しなくちゃ、今日だけ、今だけ我慢すれば、明日はきっと…
そうでしょう、お母さん…
でも…でも、本当に?…お母さん…お母さぁん…』
ボルネに夕暮れ近くまで散々に玩ばれてからそれほど経っておらず、その時の感触が未だ
生々しく残るお嬢様の膣に侵入してきたロジェの陰茎はボルネのそれとは大きさも反り方も
異なり、膣襞への当り方も違っていました。それを感じ取られたお嬢様は、ご自分がたった
一日の内に2人の殿方によって犯されてしまった事をいやが上にも実感させられます。
それはまるで、プラガ男爵の館での出来事以来しばらく鳴りを潜めていた、本当の愛人を
得るまでなおも幾多の殿方を知らねばならないというお嬢様の運命がここに来てその遅れを
一気に取り戻そうとでもしているようかのようでございました。
お嬢様は、ご自分さえ耐え忍ばれればお母様にご心配をお掛けしなくて済むのだと、ただ
それだけを頼りに、少女の身には辛すぎるその運命を受け入れようとなさいましたが、涙が
零れてしまうのを止められませんでした。
そんなお嬢様の悲嘆など気にも留めず、男は淫らな水音を立てさせて、いたいけな少女の
肉体を慰んでいきます。
ズチュッ、ズチュッ、ズチュンッ、ズチュッ、ズチュッ、ズチュンッ………
「ヤッ…イヤッ…ンフッ…ンッ…ンッ…ンンンッ………」
ロジェが腰を振るたびに子宮を突き上げられ、ペリーヌ様は柵に架かる両腕に力を込めて
少しでもお身体を持ち上げようとなさいますが、絶えず抽挿を受けているとそれも続かず、
かえって前よりもずり落ちていって、さらに深く陰茎が突き刺さってきます。
「おお、あんた、ずいぶんと好い持ち物、持ってたんだな、想像以上だ
これなら、前の客も、さぞかし悦んでたろう?
お?…ヘッヘッヘ、そこの、あんたのロバも、羨ましそうに、見てるぜ」
「ンフウッ…パリ、カール…アフッ…そこに、いたのね?
ンアアッ…ごめんね、パリカール…ンフッ…あなたを驚かせちゃった…ウウンッ…のね
ンンンッ…何でもないの…アウッ…わたしは平気…ウウンッ…だから、あなたは…アクッ…
心配、しないで…」
「へえ、余裕だな、そういうことなら、俺もまだまだ、楽しめそうだッ」
小さな乳房が絶えず揺すぶられるほど抽挿のスピードが速められていく中、ペリーヌ様は
せめてこれが早く終って欲しいと願われながら、口元を引き結ばれご自分のお口から淫らな
声が漏れてしまわぬよう必死に耐えていらっしゃいました。
ですが、すでに性愛の快楽を知ってしまっているお嬢様の肉体はそれを許してはくれず、
吐息に甘く切ない音色を帯びさせ、犯している男にも極上の快楽を与えてしまいます。
ロジェが柵に押し付けたお嬢様に最後の一突きを入れ欲望をほとばしらせたのは、それから
間も無くのことでございました。
「ンッ、ンッ、ンンッ、フッ、フアッ、アッ、アッ、アンッ、ウッ、ンッ、ウウンッ……」
『ムウウッ、俺もさすがにこんな小娘を験したこたぁ無かったが、こんなに具合が好いもん
なのか? いや、きっとこの娘が特別なんだろう
折角なんだ、たっぷり楽しませて貰わなくちゃな
だが、膣(なか)がウニョウニョ絡み付いてきて、今にも搾り取られちまいそうだぜ』
「な、なぁ、あんた、あんたは、もう、月のもん、あるのかい?」
「アッ、アッ、アンッ、月のって、ウウンッ、何、アッ、アアンッ…」
「分からないって? そりゃあ、無いって、ことだよな、なら、あんたの、膣(なか)に、
たっぷり、射精(だ)しても、構わない、ってこったろ?
へへへ、今度は、俺の、男汁で、いっぱいに、してやるぜ」
「アッ、アッ、ンフッ…だす?…ダメッ! おじさん、それだけは許し」
「オオオッ! もうたまらん、だ、射精すぞッ!!」
「アフッ! ンアアアアッ、イヤアッ、出しちゃイヤアアァァァ…」
子宮の中にロジェの熱い精液を注ぎ込まれたお嬢様は、やはりご自分はこのような運命に
つきまとわれているのだと思い知らされた感じがして、哀しみに突き落とされました。
やがて体内でビクビクと脈打っていた男の陰茎が抜かれ、柵にぶら下げられたまますすり
泣かれるペリーヌ様の真白い太ももには、踏み荒らされた花園の入り口から溢れ出た、同じ
白というにはあまりにも穢れを帯びた、ドロリと濁った粘液が伝い落ちていきました。
そんな哀れを誘うお嬢様のお姿も、宿の主人を務める普段の様子からは窺い知れなかった
ロジェの心の奥に潜む嗜虐心を昂らせるだけでございました。さらなる淫虐な情欲を抱いた
男は馬具置き場から踏み台に使うウマを持ち出してきました。
「誰が休んでいいと言った? 次はこれに乗るんだ!」
ロジェはペリーヌ様をウマの上に押さえ付けお尻を突き出すような格好にさせて、四方の
脚部に両手両脚を縛り付けました。
「ああっ、おじさん、何をするの!? 痛いっ、痛いわッ、
アアッ、こんな格好イヤアッ!」
「いやいや、好い格好だよ、いくら軽いって言っても、さっきのは流石に疲れちまうからな
こうすりゃあ思う存分あんたを楽しめるってもんだ」
「そんなッ、もうわたしの中に出したのに、まだ続けるの?!
お願い、こんな事、もう止めてッ」
「おいおい、何言ってるんだい、お客様へのご奉仕はまだ始まったばかりじゃないか
前の客にはたっぷりサービスしたんだろ? だったら俺にもそうして貰わなくちゃな
今度は優しくしてやるから、あんたも一緒に楽しもうぜ」
「ヤッ、お願い、もう入れな、ンフッ、アアッ、入って来るッ、イヤアァァ…」
お嬢様のお尻に手をかけたロジェが先ほどとは違って膣内の感触を楽しむように後ろから
ゆっくり抽挿していくと、侵入して来る肉棒に襞が絡み付いて膣が引き伸ばされるとともに
子宮が押し潰されていき、抜かれる時にはそれに引き摺られて襞が膣口へ折り集まっていき
膣そのものが引き抜かれそうになる、そうした性器と性器が一部の隙も無く密着して粘膜と
粘膜とが擦れ合う動きの一つ一つが感じられ、お嬢様はご自分が殿方に犯されていることを
なお一層強く感じられます。
ヌププププ…ヂュルルルル…ヌププププ…ヂュルルルル…ズププププ…ヂュルルロロ……
「アグウゥゥ…ウゥゥウン…アウウゥゥ…ハァァアン…ンンンアア…フウゥウン……」
『アアッ、おじさんのに擦られて、お腹の中がずりずり動いちゃうッ』
「ヘヘヘ、どうだい、優しくされて、気持ちいいかい?
こうしてると、俺のイチモツをじっくり感じられるだろう?
あんたのここが俺の形を忘れないよう、顔なんか見なくたって、挿入れられただけで俺だと
分かるようになるまでたっぷり可愛がってやるからな」
けれど、ペリーヌ様の愛の泉は殿方にとってあまりに甘美に過ぎ、ロジェはすぐに約束を
違え欲望に衝き動かされるまま腰の動きを速めていきます。そして、その意に反して激しく
犯されれば犯されるほど性感を高めてしまわれるお嬢様の肉体は男に一層の快楽を与えて、
さらに抽挿を速めさせてしまうのです。
ヂュプッ、ヂュプッ、ヂュププッ、ヂュボッ、ヂュボッ、ヂュボッ、ヂュボッ……
「アッ、アッ、アッ、お願い、そんなに、アンッ、強く、ンッ、しない、ンアアアッ……」
「可愛い、顔して、こんな、好いもん、持ってる、あんたが、いけない、んだ
さあ、もっと俺を、お客様を、楽しませて、くれ」
「そんッ、ンアッ、わたしが、アフッ、悪い、アンッ、のッ、フアッ、アアアァァァ……」
『フアアァァ、気持ちい…ううん、そんなことッ…でも…でもぉ…ハウウッ!
何でッ?…何で、なの、お母さん?
こんな、ヒドイ事、イヤラシイ、事、されてるのに、何で、こんなに、気持ち、いいの?
わたし、悪い、女の子に、なって、しまった、の?
でも、止まら、ないのッ…わたし、には、止められ、ないのッ
わたし…わたし、いけない、子に、なっちゃうッ…ごめん…なさい…お母…さぁん…』
音を立てて腰を打ち付け続け、お身体を固定されて逃れる術の無いお嬢様の膣内を縦横に
抉るロジェのたぎる欲望は射精しても静まらず、そのまま抽挿を繰り返していきました。
「アフッ…もう…2度も…出した…のに…また……もう…許し…てェ……」
「何、言って、るんだ、まだ、たったの、2回じゃ、ないかっ
俺の、形を、覚える、まで、止めない、からなッ」
「アウッ、アッ、アッ、アッ、アンッ、ンアアッ、ハッ、ハア、ンッ、ンンッ、ハアアッ、
フッ、フアッ、ウッ、ウウン、ンッ、ウン、ンッ、ンッ、ン…ン…ン…ン…ン…ン………」
すでに何回も上り詰めていらっしゃるというのに、それからもさらに二度射精されるまで
絶え間無く犯し続けられ、ひたすら高まっていった性感にとうとう呑み込まれてしまわれた
お嬢様は、もはや官能の糸に操られるだけの目も虚ろな肉人形でございました。
やがて、ずっと獣のように後ろから挿入され続けた陰茎がずろりと抜かれると、ポッカリ
開いた膣口から長きに渡り搗かれて泡を吹いた白濁液が溢れ出て、ボタボタと地面へ落ちて
いきました。
ですが、お嬢様は、そんなご自分の恥ずかしいお姿が殿方に見られてしまっていることにも
気付かれず、未だ終わり無き淫夢に囚われたまま、ロジェの目の前でぜんまいの切れかけた
玩具のように時折お身体をビクッ、ビクッと震わせては、さらに白濁液を溢れさせました。
「ハァ、ハァ、ハァ……どうだ、俺のイチモツの味は? 美味かっただろう?
って、まだ夢心地で、聞こえてねぇか…」
『ふう…それにしても、俺はこんなに射精(だ)してたのか…こんなの久しぶりだぜ
なのに、俺のイチモツはまだまだ犯(や)り足りねぇって、固いまんまだ
この娘、何回犯っても飽るどころかますます犯りたくなる、とんでもない上玉じゃないか
俺が味見した中でもピカ一だぜ
あっちじゃ客も増える頃だし、この娘を俺んとこの娼婦にすりゃあたっぷり稼げそうだ
だが…そういうのが好きな連中も居るには居るが、胸が小さいのがな…
さて、どうしたもんか……
そうか、何か、普通の娼婦じゃしない、特別な売り物を作って宣伝すりゃいいんだ!
よぉし、そうと決まれば、俺の手でこの娘をとびっきりの娼婦に仕立ててやるぜ
フッフッフ、そうだな、まず何を調教(おしえて)やろうか……』
ああ、何ということでしょう。こんな悪徳が許されて宜しいのでしょうか?
ロジェは、本来泊り客の安全を守らねばならない立場にある宿の主人でありながら、弱みを
握ったペリーヌ様を強迫して犯しただけでは飽き足らず、さらにその幼い身に春を売らせて
儲けようと考えたのです。
お嬢様は本当にこのまま少女娼婦にされてしまうのでしょうか? ただ一つ確実なのは、
手足を拘束されたまま息を喘がせていらっしゃるお嬢様の紅潮した裸身を舐めずるロジェの
目には未だ淫貪な光が宿り、お嬢様はなおも解放され得ないということでした。
ペリーヌ様はまだ知りませんでした。今宵、ご自分に課された性愛(あい)のレッスンが
さらに辛い、少女にはとても耐えられぬようなものに…いいえ、それどころか背徳の限りを
尽くす酷いものとなり、哀しみの涙に滲んだその瞳が恐怖と絶望に見開かれる事を…
それを予兆するかのごとく、昇り始めた望月の清かなるべき光は紅く濁って冥く、やがて
それすらも叢雲に覆われて、魔が黒き翼を拡げたように国境の町は禍々しい闇に閉ざされて
いったのでございます。
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